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小児神経の倫理を語らう会について

「小児神経の倫理を語らう会」は、重篤な神経疾患や重度の障害がある子どもの医療をめぐる倫理的な課題について、底上げ的かつ多角的な議論の土壌づくりを目指して有志が集い、2022年秋に発足しました。

 

 年に3回を目標に研究会を開催していますが、それぞれの回において、小児神経科医が診療で悩んでいる事例について、個人情報に配慮して提示を行っています。診療現場で感じるさまざまな課題を多職種(医療、倫理・法・社会福祉など)や複数の立場の人たちと忌憚なく語らい、課題を整理する場としています。

 

 議論の過程で語らう中で、自身の意見を十分に語らえるように、会は対面のみの場として、参加者が議論すに際してクローズドな環境を準備することで安全性を担保し、相互に尊重し合い、学び合える場となっています。  学びあえる知見や、議論の過程について、参加して頂けるかたが職場に持って帰り、普段の子どもたちや家族への医療実践に還元されればと考えています。  この会をかさね、多くの参加者と語らうことで、病気や障害がある子どもたちと家族を支える医療の発展に寄与することを願っています。

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